「すべり症」腰の痛み 河内長野市 大阪狭山市 整骨院 整体院 鍼灸院

すべり症

脊椎(背骨)を構成する椎骨は、通常簡単にずれることはありませんが、

 

すべり症は、

腰の骨(椎体と椎弓との間)の疲労骨折や加齢や長期間にわたる負荷などによって腰の骨がずれてしまう病気で、腰の骨がずれてしまった結果、腰痛や脚の痛みやしびれなどのさまざまな症状を引き起こします。

 

 

腰椎すべり症は主に「分離症」「分離すべり症」「変性すべり症」の3種類に分けることができます。

 

 

 

分離症は、

腰部を後ろに反らす動作や回旋運動が繰り返し行われることで腰部に過剰な負荷がかかることによって椎弓狭部(関節突起間部)に生じた疲労骨折が治らないまま分離した状態

 

 

分離すべり症は、

「分離症」よって椎弓狭部(関節突起間部)に生じた疲労骨折が治らないまま背骨の本体である椎体と関節を支えている椎弓分離部が乖離して椎体のずれを生じた状態

 

 

変性すべり症は、

加齢や長期間にわたる負荷などに伴い骨と骨の間にある椎間板や靭帯など、腰椎を安定化している組織が変性したことでずれてしまった状態で、骨折はありません。

 

 

主な症状としては腰痛と坐骨神経痛があります。

 

 

すべりが重度になるにつれ、腰椎後方の脊柱管という神経の通り道が細くなり、脊髄神経が圧迫されることが要因となり、下肢に痛みやしびれが症状として表れることがあり、少しの距離を歩くだけで臀部や太ももに痛みやしびれを感じ、少し休息を取ることで痛みは緩和するが、再び歩き始めると痛みやしびれが出るという間欠跛行(かんけつはこう)、排尿障害などの症状が見られることも特徴です。

 

 

症状が軽度の場合には自分でも気づかないことが多いため、エックス線検査を行った時に偶然に腰椎すべり症が発見されることもあります。

 

この様に脊椎すべり症では、すべりの不安定性の程度、椎間あるいは分離部の変性の程度、神経圧迫の部位や程度などにより、腰部から下肢にかけての種々の症状が出現します。

 

 

すべり症の原因

分離症・分離すべり症は、

思春期のスポーツ活動などによる腰の骨(椎体と椎弓との間)の疲労骨折である「腰椎分離症」に引き続いて「分離すべり症」が生じ、第5腰椎に多いです。

 

 

 

「変性すべり症」は

加齢や長期間にわたる負荷などによって徐々に腰椎が変性を起こし、その結果発症したすべり症で
「分離すべり症」に比べて発生の頻度が高く、中年以降の女性に多く見られることから女性ホルモンの影響を受けているのではないかとも言われています。

 

 

すべり症の検査・診断

徒手検査的には腰を反らした時の痛みや、

うつぶせ寝をして腰椎圧迫をした際の痛みの確認をおこない、

必要に応じ医師の診察、エックス線検査、MRI検査を依頼し、

 

下肢の痛みやしびれ、歩行障害を来すといった腰椎すべり症と似たような症状の病気としては、
椎間板ヘルニアや脊髄腫瘍なども考えられるため、これらの病気との鑑別も重要となります。

 

 

すべり症の予防と治療

「すべり症」の治療の第一選択は保存療法〔安静・整体・鎮痛剤〕であり、
痛みがひどい時はブロック注射なども行われます。

 

一般的にはリハビリにてストレッチや腹筋を中心とした腰回りやおなかの筋肉を鍛えておくこと、腰を動かして日常的にストレッチをするなど、

 

腰への負担軽減につながる一般的な「腰痛」予防を継続的に行うことが大切です。

 

 

当院での「すべり症」治療

分離症・分離すべり症は

スポーツ活動などによるオーバーユース(過剰な運動が積み重ね)により、
通常であれば正しく活動することで関節の動きを補助・保護するハズの筋肉が疲弊して正しく働けなくなり、

 

その状態で、思春期の未完成な身体(骨・関節)に繰り返し負担をかけ続けることで、
腰の骨(椎体と椎弓との間)の疲労骨折を起こしている状態(分離症)で、

 

その後、
筋肉が疲弊しているので、通常であれば筋肉が正しく活動することで保てていた背骨の位置が保てなくなり、お腹方向に滑って移動する(正常な位置に保てない「分離すべり症」)ため、

 

・治療としては

腰・下肢の問題の多くは股関節とつながりが強いことから
腰・股関節を中心とした疲弊した筋肉の回復を促進する施術と
腰の骨にかかる負担を分散できるように全体の関節のバランスを調整する施術をおこないます。

 

 

変性すべり症は

加齢や長期間にわたる負荷による組織の変性から起きている疾患ではあるものの、

同じ年齢や同じ性別、同じ条件で負荷を与えていても変性が起こる人と変性が起こらない人がいることから、

 

「変性すべり症」になる方の場合、変性が起きる理由を持ち合わせています。

 

変性を起こしやすいところの多くは変性を起こさないところと比べて摩擦・圧迫・牽引などの負荷を受けやすい所です。

 

ここでいう変性は簡単に言うと組織の破壊速度が再生速度を上回ることや、なし崩し的に出来損ないの組織で凌ぐことなので、

 

摩擦・圧迫・牽引などの負荷が編成を起こしやすいところにかかりやすい状態を改善してあげて
再生速度が破壊速度を上回る状態にしてあげることが治療となります。

 

・治療としては

「分離症」「分離すべり症」と同じく
腰・下肢の問題の多くは股関節とつながりが強いため
腰・股関節を中心とした疲弊した筋肉の回復を促進する施術と
腰の骨にかかる負担を分散できるように全体の関節のバランスを調整する施術をおこないます。

 

 

 

 

 

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