骨盤の歪みは治るのでしょうか？

＃骨盤が歪む？

先日、患者様から「#骨盤の歪みは治るのでしょうか？」という質問をいただきました。

患者さんに始まり#整骨院・#鍼灸院・#整体院、最近では#整形外科 #病院まで、みなさん大好きな骨盤。

「#骨盤が歪んでいるから…」
「#骨盤が開いているから…」
よく聞きますよね?

以前、他の投稿でもお伝えしていますが、

骨盤自体は多少の可動性があるため、

『周辺の筋肉の緊張の左右差』や『上にある背骨・肋骨』『下にある股関節や膝・足首』の撮影の状況によって歪んでいるように見えることもあります。

そう考えると
『骨盤が歪んでいるから何かしらの症状が“治るor治らない”』の観点ではないのはお判りいただけるかと思います。

★骨盤が歪んで見える理由

骨盤は
前後左右上下内外に筋肉がついていて、
筋肉が緊張することで
股関節を中心に前傾（お辞儀）・後傾（仰け反る）・回旋（捻じる）・側屈（傾げる）の動きを行います。

それに伴って、骨盤（仙腸関節・恥骨結合）が動くので、レントゲンなどの静止画像的に歪んでいるように見えることがあります。

勘のイイ方であればお気づきかもしれませんが、
これって骨盤が問題ではありませんよね？

★骨盤が悪者にされる理由

骨盤は下肢（股関節・膝・足首など）運動の中継点であり、

靭帯などでしっかりと固定されていて
本来は小さな動きしか行わないところ

のはずが、

『過剰な運動』『間違った運動』『ホルモンバランス』『過去のケガや手術・病気』によって、

代償的に過剰な負担を強いられて動き過ぎる（可動性亢進・＃骨盤が開く）ことで炎症がおこり、痛みなどの症状を起こしてみたり、

痛みの回避のために重心をずらしてみたりして、

不調を二次的・三次的に他の個所への不調を波及させることが多い場所だから、
前傾・後傾・回旋・側屈していると不吉な予感がするために悪者扱いされているのだと思われます。

★骨盤が歪んでいると言われたら？

骨盤の前後左右上下に筋肉が緊張して
股関節を中心に前傾（お辞儀）・後傾（仰け反る）・回旋（捻じる）・側屈（傾げる）に身体の重心がズレているんだなぁと思ってください。

★骨盤が歪んでいるから腰痛があると言われたら？

骨盤が前傾・後傾・回旋・側屈する理由を見つけましょう。

骨盤が歪んでいるから腰痛があると思われる時は十中八九に

『過剰な運動』
➡前かがみでの作業
➡長時間のデスクワーク

『間違った運動』
➡過剰なストレッチ
➡痛みの回避動作

『ホルモンバランス』
➡生理前

『過去のケガや手術・病気』
➡捻挫・骨折・脱臼・帝王切開
➡内臓疾患

などの問題があります。

★骨盤が歪んでいるから不調があると思う方は

『過去のケガや手術・病気』の有る無しがわかっていて、
私は『過剰な運動』『間違った運動』『ホルモンバランス』のどれが理由で
骨盤が前傾（お辞儀）・後傾（仰け反る）・回旋（捻じる）・側屈（傾げる）している二次的被害で腰痛・膝痛を起こしているのかわからないけど、
腰痛・膝痛を改善したいという方は当院にご相談ください。